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ZIPPOはオイルライターです。最初のご使用の前にオイルを注入する必要があります。また、オイルが無くなったら補充します。オイルは揮発性のため、使用していなくても自然に揮発してしまいます。しばらく使わなかった時はまずオイルを補充してみましょう。
フリントホイールが回らない場合、フリント(発火石)の消耗が考えられます。小さくなったフリントがフリントチューブ内で潰れてしまい、ホイールが潰れたフリントに引っかかって回らなくなります。急にホイールが回らなくなったら、フリント交換の合図です。硬くて回らないホイールを無理やり回そうとすると部品を炒めてしまう可能性があります。無理に回さずに早めにフリントを交換しましょう。
ウィック(芯)が黒く煤けていると、オイルが十分に気化しません。ウィックが黒く煤けていると、ウィック自体の持つ毛細管現象が弱くなってしまうためです。炎が小さい、あるいは着火してもすぐに消えてしまう場合は、チムニー(防風ガード)の上からピンセットなどでウィックを5mm程引っ張り出して、黒くなった部分をカットして下さい。
フリントを交換したにもかかわらず火花の散る量が少ない場合フリントスクリューが緩んでいる場合があります。フリントスクリューが緩んでいると、フリントをホイールに押し付ける力が弱くなり、ホイールを回しても十分な摩擦が得られず火花が散りません。フリントを交換した後にこの症状が出る場合、ケースからインサイドユニットを取り出し、スクリューを締め直して下さい。
スクリューの位置を確認(ZIPPOのお手入れ)はこちら
ウィック先端のカットを繰り返すとウィック自体が短くなり、オイルを吸い上げる力が弱くなります。新品の半分程度の長さになったらウィックを交換します。ウィックをカットした回数と長さを覚えていればよいですが、なかなか覚えてられないと思いますので、オイルの持ちが悪い、オイルは残っているのに火がつかない&弱いという場合は、ウィックの長さが適正かどうか確認して下さい。
ウィック調整の仕方(ZIPPOのお手入れ)はこちら
Zippoのフリントホイールはのべ73000回の発火が可能ですが、これは1日約20回発火させるとして約10年使える計算になります。長年使ったZIPPOの火花が弱くなったなと感じた場合、ホイールの目地が残っているか確認してみてください。ホイールがしっかりとフリントを掴まず、軽く回ってしまうようでしたら、フリントホイールの交換時期です。フリントホイールの交換はZippoサービスで無償で行っています。
ZIPPO修理の案内はこちら(故障したら・修理について)
Zippoライターのコットンを詰める作業が自動化されて以来、まれにコットンの詰まり過ぎによる着火不良があります。申し訳ございません。これはとくにスリムタイプに多いようです。その場合、中に入っているコットンを一度全て取り出し、コットンをほぐした上でもう一度インサイドユニットに戻してみてください。その際、ウィックを蛇行させるようにコットンにからませて入れますと良いです。入りきらなかったコットンは無理に詰めないようにしましょう。
Zippoオイル、ウィック(替芯)、フリント(発火石)は消耗品です。適切なタイミングで交換、補充を行うことで、いつまでも快適にお使いいただくことが出来ます。
また、定期的にメンテナンスをすることで、機能的な故障の頻度をへらすことが可能です。
Zippoのメンテナンスについて
Zippoは世界中のどのライターにも負けない頑丈さを持ち、使えば使うほど味わい深くなるライターです。故障は驚くほど少ないです。故障かな?と思っても上記に原因があることがほとんどですので、トラブルとも上手に付き合って、自分だけのZippoライフを楽しんで下さい。